デリケートなニットをご自宅でケアするためのポイントをこちらでご紹介しています。是非ご活用ください。

トレンタセッタンタのニットはご自宅で手洗いが出来るように糸に特殊な加工を施しているものがあります。品質表示に右のマークがついていれば手洗い可能です。

 

 

  ・・・・・・・・・手洗いをする場合・・・・・・・・・

型崩れや毛羽立ち、繊維が絡む事で発生する“縮み”を防ぐためには手洗いが有効です。特にトレンタセッタンタの定番素材でもあるカシミヤシルクやウール・リネン等の天然素材は綺麗な状態を長く楽しんでいただくためにも手洗いをおすすめします。

 ご自宅で手洗いをされる場合は下記の手順を参考にしてください。

お洗濯に必要な物

  ・洗濯桶、又は風呂桶
  ・中性洗剤 
  ・柔軟剤(使わなくても問題ありません。)
  ・畳んだニットと近しいサイズの洗濯ネット

 

<手洗いの仕方>
※もし洋服用のブラシをお持ちの方は、お洗濯前にブラシをかけてニットについた埃や毛羽を事前に取り除いて下さい。

①畳んだニットを洗濯ネットにいれます。


②水温30度以下の水に規定量のおしゃれ着用洗剤(中性洗剤)を入れ洗濯液を作ったら、ネットごと静かに沈め優しく数回押し洗いします。
※こすったり、もんだりすると毛羽が発生し、縮みや毛玉の原因になるので注意してください。


③軽く絞って水をきり、綺麗な水に入れ替え「すすぎ」ます。すすぎの時ももんだりせず押し洗いをしてください。水を入れ替え2回目のすすぎをします。
※柔軟剤を使用される場合は2回目のすすぎ時に適量を入れて押し洗いしてください。

④ネットのまま洗濯機に入れ1分程脱水をします。

 

 ・・・・・・・・・洗濯機で洗う場合・・・・・・・・・

洗濯機のおしゃれ着洗いモードやドライコースなどで洗濯~脱水までを行っていただいても問題ございませんが、洗濯機は手洗いに比べパワーがある為衣類に負荷がかかりやすくなります。ご使用の場合は他の衣類と一緒にせず単独でお洗濯をしてください。また、通常モードはパワーが強いのでお避け下さい。

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<干し方> 
・脱水後は放置せず、すぐに干してください。
・洗濯中についたシワは手のひらでかるく叩いたり、撫でて平らにします。


・ニットを干す際のポイントは「平干し」で「陰干し」です。ハンガーに掛けて干してしまうと肩まわりに負荷がかかり型崩れの原因になります。平干し専用ネットをご使用ください。

 

・平干し専用ネットがない場合、編み目の細かいハイゲージニットであれば身頃と袖を直接物干し竿にかけても大丈夫です。太い糸でザックリと編まれたニットは自重で伸びやすくなるのでご注意ください。

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<アイロン掛けをする場合>
・品質表示に素材名が表示されていますので、素材に合わせてアイロンの温度設定をします。綿は高温(180℃まで)、カシミヤやウールは中温(150℃まで)を推奨します。
・ニットのシワ取りにはスチームアイロンが有効です。アイロンは直接ニットに押し当てず、数cm浮かせるようにしてシワ全体にスチームだけをあてていきます。アイロンを直接ニットに押し当ててしまうと編地がつぶれて白っぽく見えたり、繊維自体を痛めてしまう恐れがあるので必ず浮かせて当ててください。


・スチームを数秒あてた後、シワがあった部分を手で軽くたたいたり・撫でたりするとシワが消えやすくなります。スチーム直後はニットがかなり熱くなっています。やけどには十分ご注意ください。
・アイロン後はニットに湿気がこもった状態になっています。アイロン後すぐの収納・保管は避けてください。

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ニットは着用の度にお洗濯をする必要はありません。汗や汚れ等の付着が気になった時や着用シーズンが終わったタイミングでして頂く程度の頻度で問題ありません。洗い方に不安がある場合は無理をせずクリーニングをご利用下さい。